小夜時雨

創作の掃き溜め('ω')

恋人に「殺す」と言われた時の反応

爽「え、…?や、そんな、冗談ですよね……?俺、何か悪いことしましたか…?気に障るようなことしましたか……?謝ります…謝りますから……っだから………っ」

怯えた目で先輩を見る。殺されたくないし、生きてずっと一緒にいたい。でも、殺される相手が貴方なら、良かったのかもしれない。なんて思う自分もいる。




悠「んー、そっか…困ったなぁ…まぁできるなら殺されたくはないけど……真に殺されるならいっかなぁ……できれば楽に殺してくれよな。さ、おいで真」

一緒に生きて幸せになりたかったけど、君が望むなら受け入れるよ。そう思いながら腕を広げ、殺されるのを待つ。




愛叶「……そんな顔しないで。殺すと決めたのなら、ちゃんと武器を持って、ちゃんと俺を殺して?最後の最後に見る顔がそんな顔じゃ、俺死んでも死にきれないよwだからね、笑って銀太くんっ!」

死ぬのは別に怖くない。もう十分楽しんだから。殺されるのが君でよかった。でも、どうせ殺されるなら、君の笑顔を見ながら死にたいなぁ。そんな事を思いながら、笑って死を受け入れる。




梓「は?いやいやw誰に向かってそんなん言うとん。いやな?確かにももちゃんは好っきゃよ?でもなー?流石に殺す言われてはいそうですかーなんて、言うわけないやん?…来いや、返り討ちにしたるわクソガキ」

貴方のことは好きです。大好きです。でも、大人しく殺されるなんて思わないでね。




穂乃香「え、?な、なんで……?じ、仁君……っなんで……?なんで、そんな事言うの……?や、やだよ……私、は…っ仁くんと、もっと一緒にいたいよ……っ!ねぇ、仁くん……っ!!」

殺されるのは怖い。だけど、一番怖いのは、大好きな君からそんな事を言われるのが一番怖いんだ。




永絆「はぁ……?そうですか…………いやまぁ……うん、あんたがそうしたいなら、そうすればいいんじゃないですかね?……うーん…そうですね……殺されてあげますから、最後に抱きしめてもらってもいいですか?このくらいのお願い、聞いてくれたって良いでしょ?」

貴方に殺されるなら本望です。でも、やっぱり悲しいです。せめて最後に、貴方のぬくもりを感じさせてください。嫌なはずの行為だけど、今回だけは、とても暖かく優しいものに感じました。